懐かしい、日本電子6301Fの写真。 コンピュータ世代への過渡期的な機種でモニターはブラウン管搭載。ほとんどマニュアル操作のみ。しかし、逆に原理を理解するには最適であった。 写真は歯垢のバイオフィルムの画像。表面に膜様構造がみられる。 |
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バイオフィルムの細菌の強拡大像。18000倍で観察。電界放射型のSEMでは加速電圧を低くしても解像度が落ちないので、生物試料でもクリアーな像が得られて感動した一枚。 | |
象牙細管に平行に割断した写真。象牙質に穴が通っていることがよくわかる写真です。 | |
歯の象牙質にある象牙細管と呼ばれる細い管の写真です。健康な象牙質の電子顕微鏡写真ですので管のところに細菌はみられません。虫歯になっている部分の象牙質では、象牙細管に細菌が侵入し、管のあいだの象牙質基質のコラーゲン線維が粗造化しています。 この管がたくさんあることにより、刺激が歯髄(神経)に伝わることもあります。 決して象牙質はプラスチックの板のように緻密な物ではないことをご理解ください。 |
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久